海外旅行や海外出張に行く際、多額の現金を持参するのは避けたいという方が多いのではないでしょうか。
最初は使用するのに不安な気持ちもあるかもしれませんが、そんな時に役立つのがVISAやJCBなどの国際ブランドを付加したクレジットカードです。
海外でクレジットカードをスムーズに使用するために注意したい点をまとめてみました。
海外に行く前に確認しておきたいこと
海外でクレジットカードを使用するために事前準備をしておいた方が良いことが2つあります。
1つめはクレジットカードの裏に署名をしているかどうかを確認し、もししていなければ速やかに記入することです。
本人確認のためでもありますが、不正利用をしにくくするための準備でもあります。
署名に使用する言葉は日本語でもローマ字でも構いませんが、不正利用を防ぐ意味では日本語の漢字で書いておくとより真似されにくく安全であると言えるでしょう。
2つめは暗証番号の確認です。
暗証番号は数字で4桁と決まっていますが、海外ではクレジットカード決済を行う際にこの暗証番号の入力を求められることが多いのです。
現地のATMでキャッシングを行う際もこの暗証番号の入力は必須なので、クレジットカードの暗証番号を忘れてしまったという方は早めにクレジットカード会社に問い合わせをしておきましょう。
海外でのクレジットカードの使用の仕方
海外でのクレジットカードの使用方法はおおまかにわけて2種類あります。
1つめはレジでクレジットカード決済をする場合で暗証番号を入力しサインをする、という流れですがサインはクレジットカードの裏の署名と同じ言葉で行うようにしましょう。
これはカード利用者の本人確認のためにカードの裏の署名とサインを比較するからです。
2つめは飲食店等でチップを含めたクレジットカード決済を行う場合で、この場合気を付けてほしいのは伝票のチップ金額の記入欄を空白のままにしないということです。
なぜならチップの金額は支払いの10%~20%程度が一般的な金額なのに、ここを空欄にしてしまうと法外な金額を勝手に書き込まれて請求される可能性があるからです。
チップの記入欄は伝票に「TIP」や「Gratitude」といった項目で記載されているので、確認を怠らないようにしましょう。
まとめ
現在クレジットカードは世界中に認められた決済方法の1つなので、使用すること自体にそれほど不安を感じる必要はありません。
ただし、日本とは使用法に違う部分があることも事実です。
しっかりと日本との違いを把握して、現地での支払いがスムーズにできるよう準備をしておくのが望ましいでしょう。