クレジットカードの解約をしたい人が確認すべき内容とは

クレジットカードの豆知識

クレジットカードを複数枚持っていたり、使っていないカードがある場合、解約を検討することもあると思います。

しかし解約する前に必ず確認したい5つのチェックポイントがあります。

 

カードの利用状況を確認しよう

まず1つ目は「カードの利用状況」です。

公共料金の支払いや日用品などの定期購入でクレジットカードを利用している場合は、必ず解約前に支払い変更の手続きを行いましょう。

クレジットカードを解約したことは、公共料金の会社などには通知されません。そのため支払いの遅延や延滞になる恐れがあるのです。

特に携帯料金の支払いに関しては個人信用情報にも影響を及ぼしますので注意しましょう。

カード会社によっては定期的な支払が残っていると解約手続きが進められない場合もあります。

 

ポイントは使い切ろう

2つ目はクレジットカードの「ポイントが残っていないか」です。

ほとんどのクレジットカードは利用状況に応じてポイント還元があります。これまで貯めてきたポイントは解約すると失効しますので、退会前に必ず使いきるようにしましょう。

ポイント残高の確認はクレジットカード会社のマイページや明細書、電話で確認ができますよ。

 

未払い残高があると一括請求の可能性大

3つ目はクレジットカードの「未払い残高が残っていないか」です。未払い残高があると解約後に一括請求される可能性が高いです。

特にリボ払いや分割払いを利用している人は、自分が思っている以上にカードを使いすぎていることが多いです。

一括支払いができず分割払いを選択している人の場合、解約時の一括請求によって一気に家計が困窮する恐れがあります。

必ず未払い残高を確認し、支払える能力があるか考えましょう。絶対に解約しなければならない事情がない限り、まずは支払いが済んでから解約することをおすすめします。

追加カードがないか確認しよう

4つ目は「ETCカードや家族カードは付いていないか」です。

クレジットカードを解約すると当然ですが、それに付随するETCカードや家族カードも解約となります。

日頃からETCカードを利用している場合は別のETCカードに入れ替える必要がありますし、家族カードを発行している場合は、利用している家族に解約の旨を知らせ支払いの変更手続きなどを依頼しなければなりません。

ついつい忘れがちですが家族間のちょっとしたトラブルに発展しないよう気を付けましょう。

 

短期間の解約は要注意

最後は「短期間の解約になっていないか」です。

半年以内の解約は、その後のクレジットカードの審査にも影響を及ぼす恐れがあります。

特にクレジットカードの入会キャンペーン目的で入会する人は多いと思いますが、短期間での解約はカード会社の印象が悪くなり再度入会することが難しくなります。

またクレジットカードの申し込み状況は全て個人信用情報に記載されているため、短期間での入会退会を繰り返すと不審な印象を与え、別のクレジットカード会社の審査も通りにくくなるでしょう。

 

まとめ

クレジットカードの断捨離は紛失や支払い忘れのリスクを減らし、年会費の節約や家計の見直しにもつながります。

不要なトラブルを招かないようこの5つのチェックポイントを確認しながら計画的にカードの解約を行ってくださいね。

タイトルとURLをコピーしました