転勤や結婚など個人の情報が変わる時、役所や警察署で住所変更などの手続きをするのはとても面倒な作業ですよね。
結婚などで名義が変わる人は、役所の手続きだけでなく、基本的に自分の持っている全ての物の名義変更が必要か気になりますよね。
今回、手続きする物の中で、クレジットカードの名義変更について見ていきましょう。
クレジットカードの変更手続きは必要
クレジットカードの名義変更や住所変更は必要なのでしょうか。
答えは必要です。必須です。
クレジットカードはお金を扱います。お金が関わる物、例えば銀行口座や、各種ローンなどは住所変更が必要な事は分かっている方は多いと思います。
利用する支店が変われば、借入れがある方は変更した方が良いと思いますよね。
クレジットカードも同じです。支店などは有りませんが、お金を扱うものである以上、個人情報の変更報告は必須となります。
変更手続きをしないと様々なトラブル
それでは各種情報を変更しないとどうなるのか、見ていきましょう。
カードが利用停止になる
結婚する女性は名義、住所も変更になる方が多いと思います。住所変更をしないまま放置しておくと、カードが利用できなくなる可能性があります。
クレジットカードには有効期限が有ります。有効期限が近くなると、更新カードが登録住所宛に送付されます。クレジットカードを受け取る事ができるのは原則本人のみです。
更に、クレジットカードは原則転送不可であるため、転送届を出していたとしても届かない場合があります。登録住所で受け取る事が原則なのです。
引っ越した後に、カードが送付されても本人のみの受け取り、転送はされないため、結果カードは届かないことになります。そのまま気が付かなければ、有効期限が切れ、カードが使えなくなってしまいます。
不正利用を疑われる
名義変更をしないとどうなるのでしょうか。
買い物でカードを利用する際、サインが必要となります。その際に、裏の署名は旧姓なのに、新しい姓で書いてしまうと、不正利用を疑われ、カードの利用停止になる場合があります。
海外での身分証明が出来ない
また、海外ではクレジットカードは身分証そのものです。海外で困った時、クレジットカードを見せても、名義が違ければ本人の証明にはなりません。
更に、買い物した際にパスポートを要求された場合、パスポートの名義と合わなければトラブルの元となります。
もしもの時補償対象とならない
カードの不正利用や盗難にあった場合でも、名義変更や住所をしていなければ補償対象にはなりません。
まとめ
以上をふまえて、いかに個人情報変更手続きが必要か分かって頂けたと思います。面倒な作業ではありますが、後のトラブルを防ぐために必ずしなければいけない作業となります。
しっかりと確認しながら、作業していきましょう。